Excel MID関数の使い方や応用例

関数

エクセルのMID関数の使い方や応用例を紹介します。

MID関数は、文字列の途中から文字数分の文字を切り出します。引数で、開始の文字と切り出す文字数を指定しますが、開始する場所の指定の仕方を覚えておかないと意図した文字が取り出せないので注意が必要です。

MID関数で取り出す文字数は、標準では固定の数値なのでFIND関数などと組み合わせて開始する位置を工夫する必要があります。

MID関数

文字列の途中から指定した数の文字を取り出す
=MID(文字列,開始位置,文字数)
Excel対応バージョン:2007, 2010, 2013, 2016, 2019

使用例

MID関数の引数には、対象の文字列に対して開始位置と文字列を指定します。開始位置は、下図のように文字列の始まる左端を1として1文字ごとに1ずつ開始位置が増えていきます。

MIDで指定する文字の位置

そこから、何文字を取り出すかを第3引数で指定します。

指定する文字列は、該当するセルの番号かダブルクォーテーションで囲んで直接書き込むことも可能です。
セルを指定する場合(例)
=MID(B2,3,4)

(3文字目の先頭から4文字を抜き出す)

直接文字列を書き込む場合(例)
=MID(“文字列",3,4)

応用例

MID関数で取り出す文字列の開始位置や文字数は、固定値でしか指定できません。そのため、決まった都道府県や2文字の姓の人しかいないという条件下では、位置を指定するだけで済みますが、全国の住所(県名に2文字や3文字がある)など文字列の長さが変わる場合は別の関数と組み合わせて文字列を取り出す必要があります。

「ハイフン」で区切られたセルA2の商品コード部分を抽出する
=MID(A2,FIND(“-“,A2)+1,10)

MID関数の応用例

FIND関数でハイフンの位置を探します。MIDで抽出したい部分はハイフンの位置の次の文字からなので、FINDで見つけた数値に+1します。抜き出す文字数は、固定ではないので十分に大きい数字を入れておけば自動的に適切な長さで抜き出してくれます。

関連する関数

MID関数と似た働きをする関数の一覧です。文字列を先頭や末尾から取り出したり、文字列を操作できるのでMID関数と同時に覚えておくとMIDを使う場合に応用が利くようになります。

関数名 概要
LEN 文字列の数を調べる
LENB 文字列のバイト数を調べる
LEFT 文字列を先頭から取り出す
RIGHT 文字列を末尾から取り出す
FIND 文字列の位置を調べる
PHONETIC 文字列からふりがなを取り出す
この記事を書いた人

エクセルサポーター編集部

中小企業のIT化やビジネス支援を行っている株式会社エクシアのWebメディア部門。エクセルの使い方や活用方法をわかりやすく解説するために情報を更新しています。

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Posted by エクセルサポーター編集部